本日の広島西倫理法人会 経営者モーニングセミナーでは、
安芸南高校サッカー部 監督、
(一社)ボトムアップパーソンズ協会 代表
畑喜美夫さんに講演でした。
畑先生はボトムアップ理論を用いて、
広島観音高校を率いて2006年に
インターハイ初出場初優勝を成し遂げられました。
そんな畑さんのお話を朝6時からという時間にも関わらず、
多くの方にお越しいただきました。
広島観音高校の時から、試合の選手起用は選手に全権をゆだねていて、
優先順位は、
①社会性 ②賢さ ③上手さ ④強さ ⑤速さ だそうです。
いくらサッカーがうまくても、
遅刻をしたり、練習をちゃんとしていない生徒は、
試合に出れないそうです。
我々も社会人としても一緒だと思います。
どんなに売り上げを上げる社員さんも、
お客様に喜んでいただけない売り方をするのは、
ダメですもんね。
そして、
「良い習慣は才能を超える」
1.挨拶
(心のこもった挨拶はコミュニケーションの第1歩)
2.返事
(はい、いいえを判断して責任を持つ)
3.片付け
(身の回りの整理整頓・ボトムアップ3S活動)
教育学者の森信三さんも言われている、
挨拶・返事・後始末とつながるところがありますが、
当たり前のことを、凡事徹底する。
カバンや靴をピシーっと揃える以上に、
今回は置く方にも工夫があり、
とっても芸術的でアートの世界になっていました。
生徒の皆さんも、
揃えるという事を、やらされているのではなく、
自ら楽しんでやっている様子が伺えました。
今日もとってもいい話が聞けましたが、
これかなった方は、畑先生の新刊に詳しいことが掲載されています。
チームスポーツに学ぶボトムアップ理論 高校サッカー界の革新者が明かす最強の組織づくり
広島の書店にはまだ並んでいないようですが、
Amazonでは購入できるようです。
私も先日ボトムアップパーソンズ協会の例会で、
早めにいただきまして、読ませていただきましたが、
会社経営にも生かせる所がたくさんありました。
トップダウンとボトムアップをうまく使い分けて、
良い組織作りを作ってまいります!