良いスピーチ・悪いスピーチ 結婚式(新郎・上司・友人)篇

人前で話す機会が多いため、
結婚式のスピーチや、
企業のパーティーでの挨拶の相談を
受ける機会があります。

結婚式の司会を
今まで約250組させていただきました。
その経験から、来賓の挨拶で言うと

<良い挨拶>
新郎新婦が主役だと思っている。
新郎新婦の話。
自分の言葉で話す。
シンプル

<悪い挨拶>
話す自分が主役だと思っている。
会社の話、政治の話など、あまり関係のない話。
紙を見ながら、難しい言葉で話す。
ただ長く、何が言いたいのかわからない。

なので、
実は、新郎の友人だとしたら、
「本当にこんな素敵な奥さん貰って、
 めちゃくちゃ羨ましいわ~。
 新郎は一緒にいる時も、奥さんの自慢ばかりです。
 奥さん新郎をよろしくお願いします!
 本当におめでとう!」

で良かったりします。

そこから、新郎新婦が聞いたら嬉し事など、
肉付けをしていけば良いのです。

自分の自慢話をしたり、
新郎新婦の暴露話をしたりして、
笑いが来ればいいのですが、
滑る確率がかなり高いです。

あと、言い訳から入らないように。
「昨日急に頼まれたので・・・」とか、
「緊張しています・・・」など。

スピーチで失敗したらという
不安になる気持ちはわかりますが、
お祝いの席なので、
いきなりネガティグな話を入れられると、
聞いている人は、「何でこんな人に・・・」
となってしまいます。

政治家の方が挨拶されることもありますが、
やはり一流の政治家の方は、
新郎新婦の事をちゃんと情報を収集して、
話されます。(今の外務大臣の方の挨拶はさすがでした。)

ダメな政治家の方は、
今の日本は・・・・今の広島は・・・
など、結婚式とは関係ない話しが続きます。
「あー選挙目的か・・・」と思ってしまいます。

新郎の謝辞も
①来られた方に対するお礼と
②両親に対するお礼
③これから二人でどう歩んでいくか
この3つくらいでいいかと思います。
それもいつも使っている自分の言葉で。

ということで、
250組結婚式の司会をさせていただいて、
一番印象に残っている、
新郎の挨拶はこちらです。

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